フィルムで雰囲気のある写真が撮れたので条件などをメモ




つい先日、撮りためてあったフィルムを一気に現像した。その数7本。1年以上前に撮った写真も出てきたので、確認していて懐かしい気分になることもしばしば。

手前味噌になってしまうが、どの写真も満足の行く出来で、撮影時の雰囲気が写っている人やモノから伝わってきて幸せな気持ちになった。フィルムというか写真の良さみたいなものを再確認できた。

そんな中でも、ある1本のフィルムから現像された写真たちは特にお気に入りに。花や草木などの植物をメインに撮ったのだが、雰囲気のあるドリーミーな仕上がりとなったのだ。

ということで、撮影時の状況や使用したカメラ、フィルムなどを備忘録代わりに書き留めておこうと思う。さらに、現像された写真も掲載するので、同じような雰囲気で撮りたい人の参考になれば嬉しい。

ただ、本エントリーで紹介するカメラやフィルムなど、同じものを使用したからと言って全く同じような写真が撮れる訳ではないのでくれぐれもクレームだけはやめてね。現像するお店やそのときの天候などによっても結果は変わってくることをご考慮いただければと思う。

あと、中級者や上級者にとっては「何をいまさら」的な内容なのを一応先に断っておく。フィルムカメラや写真を始めたばかりの初心者に向けたエントリーということで。

 

こんな写真が撮れました

色々書きたいことはあるけれど、とにかく写真を先に載せる。全部で13枚だ。

写真を見て「そうそう!こんな風に撮りたかったんだよ!」ってなってとても嬉しかった。植物たちの健気な雰囲気や儚さみたいなものがとてもよく表現されていると思うのだけど、どうだろう。

背景も何が写っているのか分からないくらいにボケている。これによって主役にしたい被写体が良い感じに強調されている。

使用したカメラ

撮影時に使用したカメラはPENTAX ME

とてもコンパクトな一眼レフ。絞り値を自分で設定すればシャッタースピードはカメラが自動で適正値を設定してくれるという「絞り優先機能」を搭載している。初心者でも扱いやすいカメラだ。

詳しいスペックなどは以下のサイトがとても分かりやすい。

sunset-camera.com

使用したレンズ

レンズには標準のSMC PENTAX-M 50mm F1.7を装着。フィルターやフードは特に使用していない。

f:id:yota-sakana:20190315105844j:image

先に載せた画像でも分かる通り、ピントが合っている部分がとても狭いのはほとんどが絞り開放で撮影していたから。F1.7で撮っていたということ。

被写界深度(ピントの合う範囲のこと)はF値(絞り値)が小さければ小さいほど狭くなる。被写界深度が狭くなるということはボケが生まれやすいということ。開放がF1.7という大口径レンズを使用したというのも大切な要素だ。

さらに被写体に近付けば近付くほどボケやすいのだ。撮影時はレンズの最短撮影距離である45cmまで寄るように心がけていた。

開放で撮っていたから出来上がった写真もどこか柔らかな印象だ。これも夢心地な雰囲気を後押ししている。

使用したフィルム

f:id:yota-sakana:20190315105225j:image

フィルムはFUJI C200
ISO感度が200のいわゆる逆輸入フィルムだ。かわうそ商店というお店からネット注文した。

kawauso.biz

発色は比較的大人しく、粒状感もバランスが良い印象。優等生タイプという感じだろう。初心者にも扱いやすい部類に入るのではないかと思う。

フィルムならではの上品な粒状感もしっかりと表現されるので、写真を見ていて気持ちが良いし、ワクワクしてくる。

そして、これはうっかりしたことなのだが、今回の撮影時にはカメラ側のISO設定を400にしたままであった。恐らく以前に詰めたフィルムの感度だろう。絞りを開放にして、ISOを400に設定していたということでカメラの露出計がオーバー(光が多すぎるという警告)を示すことが多々あった。それなので露出補正を1段から2段マイナスにすることが多かった。しかし、これが結果としては良かったのではないかと思う。

(3/18追記:超適当なこと書いてしまった。オーバーの表示が出てるのに補正をマイナスに入れても当然オーバーのまま。PENTAX MEは絞りがマニュアルなので、補正ダイヤルはシャッタースピードの調整ということになる。つまりオーバー表示でマイナス補正しても何も意味がないということ。何を勘違いしていたのか…)

カメラのISO感度設定を1段分プラスにしていたので、出来上がった写真はどちらかと言うと暗めの印象。しかし、結果として夢の中のような雰囲気をうまく出せている。

時間帯

ハッキリと覚えてはいないが、確か16時過ぎから17時頃だったと思う。狙ったわけではないが、日没前のゴールデンアワー的な条件も良かったのではないだろうか。

現像したお店

現像をお願いしたのは「超!プリ」というネット現像サービス店。フィルムを郵送して、現像が完了するとCDと一緒に返送されるというもの。

ここは価格がとても安い。今回、プリントはしなかったものの7本頼んで送料など全て含めて3000円しないほどであった。1本あたり400円ちょっとの計算だ。これは嬉しい。

www.chopri.com

現像するお店によっても補正の癖などがあると言うが、今回頼んでみた結果としては満足している。安いからといって手を抜いているような印象は全く無かった。

自分なりの条件を見付けてみよう

私が考えられる条件としてはこんなところだ。もっと詳しい人から言わせればまだまだ色々あるのかもしれない。

私自身、もっと知識や経験を重ねていきたいと思っている。これを読んでいる人も撮影条件や機材、フィルムなどを色々試してみて、理想の写真が撮れますように。